最低賃金が毎年のように上がり、政府は働き方改革と打ち出す。

企業やお店はそれに伴い「やり方」や「あり方」の変革を余儀なくされる。

それにはボクも異論はないし、働いてる側にはとてもいい事だとさえ思う。休日も増え、就業時間もできるだけ短く、という美容室も実際に増えてきてますし、実際に自店でもそういう取り組みをしています。スタッフも多分喜んでくれてると思う。

でも、本当にそれでいいのかとボクは美容師さんに問いたい。

ロディーナの練習会の風景

 

こんにちは、ロディーナ代表のキッカワです@rodinakikkawa

美容師の技術は一朝一夕で習得できるものではありません。お客さんに喜んでもらうためには一定の技術レベルが必要ですし、その技術を習得するためにはやはり時間を要します。

ボクがまだアシスタントの頃は夜遅くまでお店に残って練習をしていました。同期の仲間と練習していて気づいたら夜中の2時になってたなんて事もよくあった。それがいいとか悪いとか言ってるわけではないし、スタッフにも強要するつもりは全くありません。ましてやロディーナのある大口通商店街であんな事件があったばかりなので、できるだけスタッフは早く帰してしてあげたいなと思っています。

多分、どこの会社の社長さんもそう思ってるんじゃないかな。

だからこそ会社のやり方を変え、いかに就業時間内に練習ができて、技術を習得してもらえるのか。あり方を見直し働いてくれてるスタッフさんに、より豊かになって欲しいという想いを込めて知恵を振り絞って考えているのだと思う。てか、そうせざるを得ない。世の中の流れがそうなっていってるのだからしょうがない。

でも、それに合わせて美容業界も、というか、美容師自身が甘えちゃダメだと思う。世の中の流れに比例して、美容師の技術力が低下していくんじゃないかという危機感をボクは感じています。

美容師は楽しい仕事です。お客さんの喜んでる顔が間近で見れるのだから。ですが一方で、やはり大変な仕事でもあります。お客さんに喜んでもらい続けるためには常に勉強しなきゃいけないだもん。だから人気のある美容師は美容師の仕事を大好きな人が多い。美容の仕事が大好きな人は美容の仕事のために労力を惜しみませんから。

でも、美容師を楽しんでない美容師さんは少し考えて欲しい。世の中には美容師の仕事を大好きな美容師さんがごまんといます。

様々な理由で新しい美容室や美容師を探しているお客さん側からしたら、そういう美容師さん達の中からお客さんに選ばれないといけないって事です。

ボクは、実際に世の中の流れに合わせて会社のやり方を変えたりしているけども、本心では「プライベートが〜」とか「時間が〜」とか「お金が〜」とか、そんな事をほざいて全然行動しないから人気美容師になれないんだと思っています。

だから、せめてロディーナのスタッフには世の中のそういう風潮に惑わされないで「技術」に向き合って欲しい。ボクも会社の環境をよくし続けていく努力をするからさ。

幸いうちのスタッフは勉強会やコンテストに積極的に参加してる。全力で美容に向き合ってるからこそ全力で応援できる。

カットコンテストで店長のりゅうたが準優勝した時の写真

 

練習しないと技術はうまくなんてなりません。お客さんに喜んでもらうためには技術に向き合う時間が必要だという事。

人生の中で死ぬほど本気でやる時期は絶対に必要ですよ。

1番は美容を好きになる事ですね。好きは最強です。だって美容を好きな美容師さんは例外なく人気がありますから。

 

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秋田県秋田市土崎出身、横浜市神奈川区在住。神奈川で多店舗展開する大手の美容室に13年間在籍し、2011年、横浜市神奈川区大口に美容室「rodina(ロディーナ)」をオープン。2013年に株式会社SKTカンパニーを設立。屋号であるロディーナの意味は「家族」。スタッフもお客さんも家族のような優しい関係でありますようにと、社名であるSKTカンパニーの意味は、「S」はスタッフ、「K」は家族や顧客、「T」は楽しい。スタッフもお客さんも自分やスタッフの家族も楽しい会社でありますようにという強い想いが込められてる。 吉川光洋の詳しいプロフィールはこちらから