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こんにちは、キッカワです。
火曜日のコンテストはりゅうたもかのんちゃんも惜しかったな。残念ながら入賞はししませんでした。
昨日のブログでも書きましたがボクはコンテストは苦手です。だけどコンテストにはずっと出続けてました。ボクも前は良くコンテストに出ていたんですよ。独立してからも最初の方は出てたんですけど、ロディーナは事務員さんがいないからサロンワーク以外の事務仕事も全部ボクや奥さんがでやってるので、スタッフが増えてきてからはコンテストに参加するのが時間的に難しくなったので最近は全然出ていません。もっぱら運転手です。
時間もお金もかかるけどコンテストは出た方がいいとボクは思う。
どうしてかって、絶対に成長するから。
だけどボクはコンテストは苦手です。すごくキライではないけど、どっちかっていうとキライな方。だけどコンテストには絶対に出た方がいいと思う。だからコンテストが好きな人はホントにうらやましいです。
今日はなんでコンテストが好きじゃないボクがコンテストが大事って言ってるのか、ボクとコンテストについて少し書きますね。
ボクは18年位前に秋田から出てきた田舎者です。親元を離れて1人暮らしをしていました。たまに母親から送られてくるお米や食料
その中には必ず1通の手紙が入っていました。内容は毎回だいたい一緒です。
「体を大事にしなさい」
「少しずつでいいから貯金しなさい」
仕事のことなんてほとんど書いていなくて、一言、二言だけの気にかけてくれている言葉であったかい気持ちになれました。ただ、いつも気にしてくれて応援してくれてるから感謝はしているものの、面と向かっては恥ずかしくて言えない「ありがとう」の一言。恥ずかしくて言えないんだったら、なんとか頑張って美容師をやっているって事を見せよう。そう思いました。
でも、売り上げやお客さんの人数は伝えてもわかりづらいから何か形に残ることしたいって思って、コンテストに出て賞をもらえるようになろうって思ったのがコンテストに出る様になった最初のきっかけです。それが美容師3年目位の時でした。
幸い、ボクが勉強させてもらっていたサロンはコンテストや撮影など、クリエイティブな活動にも力を入れていたのでそういうのには取り組みやすい環境だったんです。上手な先輩方にもたくさん教えて頂きました。でも、理由そんなだからコンテストが本当に好きで出ている人にはやっぱり敵わないんですよ。ボクはセンスがあるわけでもないし、発想力もない、出ても出ても賞を取れない。そんなのが何年も続きました。
まったく賞に入らない時期、同期や後輩が賞をとって表彰台に上がるのを見るのがとってもつらかった。だから一時、コンテストに出るのから逃げていた時期もありました。27歳くらいの時、店長になったボクは、相変わらず1度も賞はとれていませんでした。
コンテストで賞をとって母親を喜ばせたいなんて思っていたくせにコンテストから逃げていたけど、店長になったからにはもう1度頑張ろうって思ったんです。自分のお店の店長がコンテストで表彰されると後輩たちは嬉しいだろうなって思ったから。そして、なんとかみんなのおかげで初めて賞をもらったとき、同じお店のスタッフ達が心から喜んでくれた、お客さんもめちゃくちゃ喜んでくれた。その時初めて、コンテストに出てよかったなって心から思った瞬間でした
まあ、母親には恥ずかしくて報告はしませんでしたけどね。
リンクが張ってある昨日書いた記事の中で、コンテストを頑張ると、たくさんの人が応援してくれるようになるって書きました。コンテストは苦手で好きじゃないけどコンテストに出てたおかげで大切な事を学びました。
「仲間やお客さんに応援される」って事
それは賞をとることなんかよりももっともっと価値のあるん事なんじゃないでしょうか。コンテストはキライな方だけど出続けてよかったってホント思ってますよ
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