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カットがめちゃくちゃ上手だけどコミュニケーションがド下手と、一方で、コミュニケーションはめちゃくちゃ上手だけどカットがド下手
あなたならどっちを選びますか?
こんな事を言うと語弊があるかもしれませんし、ボクがこんなことを言っちゃダメなのかもしれませんが、美容師は技術が全てではないとボクは思っています。それは、カットが上手い美容師がお客さんに支持されるとは限らないから。どちらかと言えばコミュニケーションが上手な人がお客さんに支持される事が多いように感じます。
そもそもカットが上手いって誰が決めるんでしょうね?美容室のオーナーですかね?店長?先輩?いや、ボクはお客さんだと思う。
だって、いくらコンテストで上位入賞したってその美容師がお客さんに人気がなければ、その美容師は下手だってお客さんから思われてるって事と同じ事ですから。人気がないってそうゆう事。厳しい事を言うようだけど、美容師の価値はお客さんが決めてるって言っても過言ではない。
だから、人気美容師になるためには技術の他にもいろんな事を勉強して行動しなくちゃいけないんです。
技術の勉強だってコンテストだってSNSだって遊びだって、全ては人気美容師になるため。技術だけやってちゃはっきり言って人気美容師にはなれません。これは断言できる。しかも、テクノロジーが発達したら、もしかしたら美容師のカット技術もいつかロボットがやる時がくるかもしれない。ただ正確なカットをする場合だったらロボットの方が正確だし、早いから。人間の美容師には絶対にできない「前回と全く同じ」カットはロボットなら簡単にできます。お客さんから求められるものがヘアスタイルだけの美容師が仕事を失う日もそう遠い先の未来じゃないのかもしれない。
お客さんとどんどんコミュニケーションをとりましょう。お客さんとどんどん絡みましょう。お客さんと一緒に楽しみましょう。それはロボットには絶対にできない事だから。
そして、ロボットにはなかなか表現できないない自分らしさを発信して、ロボットには難しい人間の微妙な感情を察して、目の前にいるお客さんに喜んでもらう事、これからはこういう事がさらに大切になってきます。その微妙な感情を察してヘアスタイルを創っていく事が大切だからこそ技術が必要なんですね。
技術が全てではないけど、技術はめちゃくちゃ大切です。でもコミュニケーションはもっと大切です。
もう1度言いますね。お客さんとどんどんコミュニケーションをとりましょう。お客さんとどんどん絡みましょう。お客さんと一緒に楽しみましょう。それが人気美容師になる為の1番の近道です。
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