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こんにちは、ロディーナ代表のキッカワです@rodinakikkawa
来年度の新卒採用で秋田の母校に会社説明会に行ったのは昨日のブログでも書きました。念のため貼っときますね。>>来年の新卒採用をどうしても母校からしたくて今年も秋田美容学校に行ってきました。
話は少し遡って、2カ月くらい前、横浜のとある美容学校の校長先生の講演会があって、ボクはどうしても外せない予定があったので、相棒のまっちゃんに行ってもらいました。まっちゃんがそこで聞いてきたことは、今の美容学生、というか美容学生にかかわらず、大学生や専門学校生の多くは奨学金を使って進学しているという事実があるという事でした。
美容学生の話をすれば、奨学金を使って美容師になっても、アシスタント時代のお給料から奨学金を返していかなきゃいけない。借りたものは返さなきゃいけないから、それはしょうがないんだけど、その中から練習用のウィッグを買って練習したり、1人暮らしの場合は生活費もある。そんな環境の中で美容師を目指していても、お金のやりくりが大変だからという理由だけで早々に美容師をあきらめて、もっと稼ぎのいい仕事に転職する人が多いんだそうです。
この話を聞いたときにうちの会社で何かサポートすることはできないかなって思った。せっかく美容師を志したのに、本当は美容師をしたいのにそんな理由であきらめるのはもったいない。本人にしてみればお金も問題だからそんな理由じゃないのかもしれないけど、せっかく美容師になろうって自分で決断して2年間通った学校も卒業したのにあまりにももったいなくないですか。
だからロディーナでは奨学金を利用した新卒生に対して月/15000円、3年間の奨学金返済支援制度を創ることに決めました。次の新卒生から実施していきます。
3年間っていうのは、ロディーナは入社して2年以内でスタイリストになる教育をしていくので、スタイリストになってお客さんがある程度つくまでの間のあと1年間まで保証しますよって事。借りたものは自分で返すのが当たり前。でもそれで美容師をあきらめるのはもったいない。ある程度だから稼げるようになるまでは保証しますよって事ね。
そして話を戻して、秋田の恩師の児玉先生もこんなことを言ってた。
「吉川の時(1998年卒です)は80人位生徒がいた中で、たったの1人か2人くらいしか奨学金をつかってる人はいなかったけど、今はほとんどの人が奨学金を使って通ってるんだよ」って。だから今は県外に出ないで実家から通える範囲で就職先を探す生徒が多いんだよって。
だからこういう制度があるのはとってもいいことだし生徒も助かると思うって言っていただけた。恩師にそんなことを言っていただけて嬉しかった。
ボクはただ単にロディーナで働きたいってやつには思いっきり楽しんでもらいたいだけだし、いろんなことを気にしないで思いっきり人気美容師を目指してほしいって思ってるだけだから。
少しずつだけど、こういう喜んでもらえるような環境をこれからもつくっていくつもりです。
2019年度の新卒の定員は2~3名の予定です。
https://www.rodina-yokohama.com/kikkawaBlog/blog1/1970/
中途スタイリストもあと1人位募集中です
https://www.rodina-yokohama.com/kikkawaBlog/blog1/1992/
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