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去年新しかったことでも今はとっくに古い。半年前でも古くなる。下手したら一週間前でさえ古い情報になってしまう。時代の流れがマジであまりに早すぎるから、なるべく勉強会やセミナーに参加して今のビジネスの「風」を感じるようにしています。「風」を感じて自分なりに考えて行動する。経営者としてサロンワークも大事だけど意識的に「風」を感じることにしていますいつも参加しているのはエクスマセミナーとフロリダ族。それだけ。他のセミナーには参加しません。エクスマ以外考えられないっす。
とにかく行動しないとあっという間に取り残されちゃう。その位時代の流れが早いと感じていて、焦りながらも面白い時代だなって感じています。
ここのところ、生産性や効率化を求めてあらゆる業態にロボットやAIが導入されていますよね。
『機械やAIに取って代わられる仕事はこれからの時代どんどんなくなっていく。ある意味、機械で効率化できる仕事って事は人間にとって面白くなくてイヤな仕事なんだよ。イヤな仕事はどんどん機械に取って代わられてなくなってく。楽しい仕事しか残んなくたってくんだよ。楽しい仕事っていうのは人間らしい仕事。人間は感情のない機械にはできない人間らしい仕事をするのが楽しいし、それってとっても豊かな事』
みたいな事をいつか藤村先生が言ってたのがとても印象に残ってます。そして、それを美容室に置き換えて考えてみた。
人間らしい美容室って?ボクはこう解釈しました。「手間」がかかってる美容室が人間らしい美容室なんじゃないかって。
生産性の向上や効率化ってある意味この「手間」を省けばカンタンにできるとボクは思っています。経営者としてそこは追い求めなきゃいけない所かもしれませんが、この「手間」っていうのが例えば教育であったり、お客さん1人ひとりが喜んでくれる事だったりするわけで、その人と人との関わりの積み重ねがあって「人間らしさ」が滲み出てくるもんなんだと思うし、スタッフが育つ事やお客さんがめちゃくちゃ喜んでくれる事がボク等美容師にとって1番楽しい事なんじゃないかなって思うんです。
そして、そんな美容師こそが本当に豊かな美容師なんじゃないかって。
お金が欲しい美容師、お休みが欲しい美容師、できるだけスタッフ同士の関わりを持ちたくない美容師、世の中にはたくさんの美容師がいるのは知ってるし、自分が好きでそうしてるんだからいいと思う。それを否定するつもりは全くありません。それもその選択をした人にとっては正しい事だから。だけどボクは、やっぱりスタッフに喜んでほしいし、お客さんに喜んでほしいし、どんどん関わりあっていきたい。機械にはできないような人間らしい美容室を作っていきたいな。
サムネイルの写真は大口の街ぐるみでやった「まちゼミ」ってイベントで、店長のりゅうたが地域のママさんに子供の簡単なアレンジを伝えてる時の写真です。ロディーナは地域の人たちに前髪のカットを伝えたり、子供の簡単なアレンジを伝えたりする企画で参加させてもらいました。お客さんやスタッフ以外にも、地域の人たちと関われるこういうのもいいですよね。
なんて、たくさんのお客さんがてくれた日曜日のサロンワークで感じてたことはそんな事でした
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