松尾帝範
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こんにちは。ロディーナ就職担当の松尾(@tadanorimatsuo)です。
美容学生の方に向けて、今、全く動いていない美容業界のガイダンス、就職活動に少しでもお役に立てればと思いこのブログを書かせてもらってます。コロナの今、「今年就職活動をしている美容学生さんへ、良いサロンの探し方伝授します」という記事も書きましたが、この記事では美容室側から求められている学生さんはこんな感じといった記事を書かせてもらいます。
少しでも美容学生さんのお役に立てたらうれしいです。
よく美容業では手先が器用な子が良いと思われがちですが、実はそれはあまり順位として上位では無いのです。
もちろん手先が器用な事は美容師にとってとても有利ですが、入社してからじっくり技術を勉強できますので、器用不器用など人によって早い遅いはありますが、一生懸命であれば絶対大丈夫です。僕も今は教育などしてますが当初はブッキーって良く言われました。
ではどんな人を求めているか?
それは僕が思うに3つあると思います。
かなり偏りもあるかもしれません、その辺はオーナーの皆様大きな心でお願いします。
素直
物事をしっかり理解して行動する事は大切です。
でもまずは教わった事、言われた事を素直に行動する人は必ず伸びます。もっと言えば、まず行動して失敗してもそこで考えればいい。早く技術がうまくなれたり、お客様と仲良くなるには教わった事をまずやってみることです。
美容師はどこかで絶対先輩をみて、仕草、技術で似てくる所があります。
それはとても大切な事で、素直に感じとって行動してる証拠です。
疑問にもつ(探究心を持とう)
素直がいいのになぜ疑問!?
これはちょっと違う疑問です。人を信用しないとかではなく、この疑問は探究心を持とうって事です。
僕も美容室で働く事になった時、当初はバイトで高校生でしたので、知識が全くなく、セオリーもわからなかったんです。
でもそのおかげで素直に疑問を持つ事ができました。何故パーマはかかるのか、何故カラーは染まるのか、トリートメントとリンスの違いは、ハサミにはどうして色々な種類があるのかなど、今考えると当たり前のことが全て疑問でした。
疑問は探究心を持たせます、そうする探究心がトレーニングなどで必ず大切になります。
簡単に言えば、調べなさいといわれるより、自分で疑問にもち調べた方が頭に入りますし、楽しいです。
そう探究心を持てば全てが楽しくなるんです。
優しい人
これはまたざっくりと思うでしょうが、これは美容学生だからとかではなく人として、相手の事をしっかり考え、年上、年下関係なく人を敬えるかどうかって事です。
みんな生きてきたバックボーンは違います。
家庭一つ一つ個性が違います。
その事を考えれるか考えれないかでは全然違います!ひとが好きとか、興味をもつとかじゃなく前に立っている人の事を偏見を持たないで敬える人は凄い事だと思います。
そんな人は絶対好かれますし、大切にして貰えます。
でもとってもこの行動は難しいと思います。
僕も恥ずかしながら、今でもうがった見方をすることもあります。
でもやっぱり優しい人になりたいと思うし、若い時はわからなかったけど、今なら後輩やオーナー、お店が良くなってもらうためには僕は何が大切なのかとよく考えています。難しいですが美容師としては、とても大切な事だと思います。
後よくオーナーがいいますが、いつも怒っていたりイライラしている人に人は寄り付きませんよね!
これは結構真髄です!
色々ご意見はあると思いますが、僕が26年間の美容師経験の中で、就職担当をしていて感じている美容室が求める美容師像、そして入社後に伸びる美容師の共通ワードがこの3点です。
もちろんまずは仕事が楽しい、職場が楽しい、トレーニングが楽しい、人と話すことが楽しいと思える様に美容室側も入ってくれた学生さんを敬います。
少しでも響いてもらえれば嬉しいです。
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