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こんにちは
美容室ロディーナ代表の吉川光洋です
少し前に書いた『女性美容師と結婚』って記事の反響がとっても大きかった。
https://www.rodina-yokohama.com/kikkawaBlog/blog1/2619/
まだ読んでない方はリンクを貼ってるので読んでみてください。
長くお店に貢献してくれた女性スタッフ(もちろん男性スタッフもね)には結婚しても、子供が産まれてからも働きやすい環境を用意してあげたい。ホントにそう思っています。
なんでそう思ったかというと、自分たちの実体験からなんですね。
ロディーナは夫婦で始めた美容室です。オープンで1人スタッフが居てくれて最初は3人でスタートしました。その後少しずつスタッフが増えていって、1年半くらいで1号店が手狭になり、2号店を出店することになった。
その間、オープンして1年後位にボクたち夫婦は子供を授かったんですが、奥さんは当時、専従者と言って経営者であるボクと家計が同じ家族という事で雇用保険の対象外でした。(カンタンに言えば奥さんも経営者って事)なので産休、育休手当をもらう事が出来ませんでした。
手当をもらう事が出来ないから休んじゃうとお店に入ってくるお金がなくなっちゃうので、売り上げのある奥さんはチビが生まれるギリギリまでサロンに立ってくれて、チビが産まれてからもわずか1カ月弱でサロンワークに復帰してくれました。
その後、保育園に運よく入れてわずか4か月で完全復帰、とは言っても、子供は何が起こるかわかりませんよね。急に熱が出て呼び出されることだってあるし、保育園の行事で預けられないことだってあった。
子供がいると自分の意図しないことがたくさん起こるので仕事の調節が大変でした。
スタッフには雇用保険はかけてるし、今は社会保険も入ってるから、いつ子供ができても大丈夫なように会社の体制は整えてるけど、今振り返ると、当時は奥さんにはホントに苦労をかけました。自分たちはお店を始めた当事者として当然の事だと思うからしょうがないとしても、やっぱりね。それがスタッフの視点に立ったらどうだろうって思ったんです。
もし、会社やスタッフの理解が得られなければ働きにくい環境になるだろうし、上司が柔軟に対応してくれなかったら退職の原因にもなりかねない。
長くお店に貢献してくれたスタッフはお店にとって大切な人ですよね。
そういう人には男性スタッフ、女性スタッフに関わらず、ボクは敬意をもって対応していきたい。
そう本気で思ってるんです
だって実際にスタッフ達にも迷惑かけたから。
だから同じように、いや、それ以上にサポートしていきたいと思ってます。
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