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気がつけば明日で3月が終わりなんですね。
今年の3月は忙しかった。年末にスタッフが辞めたからもあるけど、ここ最近はサロンワーク中心にがっつり美容師をやってます。サロンワークはなかなか手があかないから、おかげで事務仕事がどんどんたまっていきます。だけど、現場に立つといろんな気づきがあって楽しいですね。こうやったらスタッフがもっと働きやすくなるかもってアイデアが浮かんで来る。
さて、ボクも含め、美容師は多分みんな自分はカットが上手いって思ってるんじゃないかな。ボクなんかたまに見とれちゃうもんね、自分のカットに。そのくらい自分のカットにうぬぼれてます。
それはボクが自意識過剰なのかもしれないし頭がおかしいのかもしれない。だけど・・・美容師はみんなそう思っているんじゃないかなってボクは思います。
でも実際はだれが切ってもそんなに違いがわかんないんですよね。特に第三者からみたら。
ボクが指す第三者というのはカットしてる本人とカットされてるお客さんの当事者以外の人の事です。
690円のカットと1000円のカットと2800円のカットと5000円のカットと12000のカット。どれが690円の刈り上げでどれが12000円の刈り上げか並べられたら見分けがつきますか??多分つかないですよ。
カットなんてそんなもんなんです。だからカットがいくら上手くたってお客さんからの人気は出ないんだよってことをロディーナのスタッフにはよく言っています。
てか、美容師はみんなカットは上手いんですよ、だってプロだもん。そこそこ上手くて当たり前なんです。
もう今は、カットは上手くて当たり前。下手な美容室にはお客さんは行きません。マズイご飯屋さんに行かないのと同じように。
じゃあどんな人が人気美容師になれるのかなって考えると、やっぱり技術力は上手くてあたりまえ、それ以外に大切なのは「コミニケーション能力」なんじゃないかなとボクは思うんですね。
「現場での対応力」
「SNSでのコメント力」
「その「場」の空気の読む力」
全て含めた「コミュニケーション力」
たくさんのお客さんに支持される美容師はこのチカラが大切だとボクは実感しています。
でも、いくらコミュニケーション力がめちゃくちゃ高くても、技術が下手はぜったいにダメ。
技術が下手でもお客さんは取れるかもしれないけど、下手な美容師にヘアスタイルで困ってる人は助けられないから。だから美容師に技術は絶対に大事です。うまくなけりゃダメなんです。
だけど、それ以上にコミュニケーション力は人気美容師なるためには絶対に必用なチカラだとボクは思います。
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