最新記事 by 吉川 光洋 (全て見る)
- ロディーナがヘアスタイル以外のキャッシュポイントを複数つくる理由 - 2021年8月7日
- プロセス・エコノミーという考え方を美容室の教育と掛け合わせてみる - 2021年7月18日
- 新卒採用と教育の強化、その先に見る未来 - 2021年6月18日
こんにちは。吉川光洋(@rodinakikkawa)です。
この記事を書いているボクは、横浜市神奈川区の大口という場所で『株式会社SKTカンパニー』という会社の代表をしていて、この会社は「rodina yokohama(ロディーナヨコハマ )@rodina0608」という美容室をしたり、発毛をしたり@hatumocare 、「訪問美容のyou-me(ユーミー)@youmeyokohama」という訪問福祉美容事業をしたり、「セルフホワイトニングサロンlipsy(リプシー)横浜大口店 @lipsy_rodina 」という歯のセルフホワイトニングのFCサロンの運営をしたりしています。
ボクの会社のやってることをまとめたリンクツリーを張っておきます。
新店舗がオープンして早くも1か月が経ちました。内装は完全には出来上がってなかったので定休日に少しずつやってくれています。
ちなみに新店舗の目玉だった研修スタジオは、、、まだ完成していません。
完成していないので練習用の鏡やらもろもろが買えないでいます。
まあ、近々完成するでしょうからじたばたしてもしょうがないので気長に待ちます。
新人の成長はどんな感じか
4月にこんな記事を書きました。
記事内でこんなことを書いています。
がっつり新人研修、めちゃくちゃいいと思いました。デメリットといえば教育者の売上減くらい。後は今年は自社のスタジオでできなかったから移動のコストですね。
でも、ここに教育者のコストをかけることって将来的に会社の成長を早めると思っています。
早くスタイリストになった方が本人も会社もいいに決まっています。いろんな意見があると思うけど少なくともボクはそう思っている。だだし、ちゃんと教育をするならば、ですけどね。
スタイリストを早期育成ができて、早期育成したスタッフが活躍するのと求人が噛み合ってくれば会社の成長は加速していくんじゃないかなと思ってます。それがすべて自社で育てたスタイリストだとしたらめちゃくちゃ強いですよね。
そこを目指したいなと思って今年からボクの時間を新人研修に捧げています。
研修スタジオができる前提で新人研修のカリキュラムを組んだので日程が変更になったり1部はしょったりしたのでその辺のバタバタはありましたが、個人的にとっても良かったと思っています。
この記事を書いているのが7月18日で、2021年入社の新人が今現在どう成長してるのかというと、シャンプー、ヘッドスパ、カラー(ハイライトとかホイルを使うカラーはまだ)、パーマは今月末にテストをして入客、ストレートアイロン勉強中とサロンワークではこんな感じ。
カットは最初の課題のワンレングスは全員クリアして2つ目の課題のレイヤーボブを勉強しています。(そろそろ差がついてくるころかなと思っています。)
入社3か月で普通にサロンワークをしながらここまでクリアしているのはボクの中では結構早い方だと思っていて、スタジオが完成してはいませんが新店舗2階のサロンスペースでお客さんがいない時間帯に交代で練習したりと練習のタイミングを個人に委ねすぎないで会社側が「場所」と「時間」を用意することで成長速度は圧倒的に早まるんだなと実感しています。
もちろん本人たちが用意した「場所」と「時間」以外でもサロンワーク後とかにものすごく頑張って練習しているのもありますよ。
本当に尊敬するくらい頑張ってます。
だからめちゃくちゃ応援したくなります!
プロセス・エコノミーの考え方を美容室の教育と掛け合わせてみる
で、ここからが本題です。
「めちゃくちゃ応援したくなる」とはボクが普段からみんなの頑張りを目の当たりにしてるからなのは間違いありません。
こんなに頑張ってるんだから絶対に人気美容師になってほしい、そのために全力でサポートします。もう親心です。
でもそれはボクがスタッフの頑張りを目の当たりにしているからであって、他人から見たらスタッフが練習を頑張ってる事なんて知るはずがない、てのが本音ですよね。
少し話はそれますが、NiziUのオーディションが話題になってましたよね。
韓国のJYPエンターテイメントと日本のソニーミュージックが共同で行った「Nizi Project」です。
ボクは放送は見たことはなく、ニュースとかネット記事やドキュメンタリーで少し見たくらいしか情報はありませんが、まだなんでもない人がスターになっていくオーディションを放送するのって面白いなと思っていました。そして一気に売れた。昔の「ASAYAN」でデビューしたCHEMISTRYみたいな感じでしたよね。
そしてこの記事を読んでなるほどなと思った。
いつも勝手に参考にさせてもらっているけんすうさんという方のの記事です。
出来上がったものにはさほど価値の差はなくなってきてるので、出来上がる過程を発信して価値を生むという「プロセス・エコノミー」という考え方になるほどな~と思った。
この記事は2020年の年末くらいの記事で、ちょうどその時期に新店舗に内見をした時期です。
この物件の3階にスタジオを作って、その場所からロディーナの教育をライブ配信したら面白いことが起こるんじゃないかなって思ったんです。
そして年を越して1月に契約しました。4月に入る新人3人の面白い未来に思いを馳せながら
まあ、4月には間に合いませんでしたが。。。
でも、お世話に「なってるミツイコーポレーションさんの横浜支店のスタジオをお借りできたので何となくだけどやってみた。
シャンプー練習中やカラー練習中の様子をロディーナのリクルート専用のインスタグラムでライブ配信してみました。
使えるスマホが1個しかなかったからお店のアカウントではなくリクルート専用のアカウントで配信しました。
社内研修というハイライトの中にアーカイブがありますので見てみて下さい。
これをやったことによってどんなことが起こったのかというと、まだ始めたばかりですし、お店のアカウントでは試していないので応援者が増えてるかどうかはわかりません。実際はリクルートで配信している動画をお店のアカウントのストーリーでシェアするくらいはしていますがまだまだ反応が出ていないので試行錯誤をしながら継続して試してみようと思っています。
ただ、リクルート専用のアカウントで配信したので予想通り新卒求人の問い合わせは増えました。
編集も何もしていないなんてことないただの動画ですが、この動画にどんな価値があるのかというと「ライブ配信した動画」だということだと思います。
美容室の見えづらい部分や就活で得た情報が本当かどうか、サロン見学の時とは違う本当のロディーナの空気感が、YouTubeやTikTokのような編集された動画ではなく編集なしのライブ配信によってクリアになったんだと思う。
あとは楽しそうって声もありました。
これはうれしい反応ですよね。
この事例に関してはまだ深掘りして考えていないので別の記事で書きますね
まとめ
若い人が頑張ってる姿やそこに至るストーリーに心が揺さぶられない人はいないと思うんです。
夏の甲子園やお正月の箱根駅伝なんかはまさにそうですよね。
1人1人にストーリーがあってたくさんの苦労を乗り越えてその場に立っているあの姿はかっこいい。
甲子園や箱根駅伝まではいかないけど、お店を応援してくれている人達にうちの子たちの頑張りを届けられたらいいなと思っています。
いろいろ試してみますので、また書きますね。
コメントを残す