カンブリア宮殿で特集された「QBハウス」の放送を見て思うこと。

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秋田県秋田市土崎出身、横浜市神奈川区在住。神奈川で多店舗展開する大手の美容室に13年間在籍し、2011年、横浜市神奈川区大口に美容室「rodina(ロディーナ)」をオープン。2013年に株式会社SKTカンパニーを設立。屋号であるロディーナの意味は「家族」。スタッフもお客さんも家族のような優しい関係でありますようにと、社名であるSKTカンパニーの意味は、「S」はスタッフ、「K」は家族、顧客、教育、「T」は楽しい。スタッフがたのしく成長でき、お客さんもスタッフの家族も楽しい会社でありますようにという強い想いが込められてる。 【「いい会社、いい店、いい場所を創ろう」 お客さんにとって、スタッフとその家族にとっていい会社、いい店、いい場所を。】を経営理念にお客さん、スタッフ、その家族が喜んでくれる会社創りを目指す。 吉川光洋の詳しいプロフィールはこちらから

こんにちは、ロディーナ代表のキッカワです@rodinakikkawa

以前、てか、ずーーーーっと前に、ボクのフェイスブックのタイムラインこんなフィードが流れてきました。
「離職率50%を12パーセントへ 1000円カットのQBハウスが敢行した「働く人がすべて」の改革」

全国で600店近い店舗を持つ1000円カット専門店のQBハウスの記事です。そしてそのフィードが流れて来たのと同じ時期に放送されたカンブリア宮殿ではQBハウスの社長が取り上げられてました。その放送が自宅のテレビに録画されてました。ボクもいつもカンブリア宮殿は録画してみていていますが、この放送は見ていなかったからこの記事を読んだ後だったので、とても興味をもってその録画を見ました。

リンクした記事にも書いてましたが離職率を50%から12%へ。この取り組みにはとても共感できる部分が沢山ありました

どういう事をしているかというと、簡単にいえば出店ペースをおさえて教育に力をいれるという事。

今まではあまりに新店舗の出店のペースが早かったから幹部社員は長距離移動の出勤や、現地への引っ越しという負担があった。社員教育もままならないのでお客さんからのクレームもある。そこに歪みができて社内のムードは悪くなり離職につながっていくという流れからだった。そんな社内環境に現社長が就任した時に気付き改革を始めた。

1番共感した部分は、入社した社員を最初の6ヵ月かけて10分で切れるようになるために徹底的に教育する。その6ヵ月間は現場には出ないで自社のトレーニングルームでみっちり教育を受けるわけですが、その間も給料は支払われて、そして6か月後には現場でカットできるようになってるっていう教育方法です。

これはロディーナでもいつか必ずマネしたいやり方です。新しい新卒が入社したらすぐにでも始めたいと思っています。

一般的に美容師が新卒からスタイリストデビューするまでに期間は2~3年です。この期間はサロンによって様々ですが、普通に考えたら結構長い時間じゃないですか。この時間をボクは短縮したい。

この間はアシスタントとしてスタイリストのサポートをしながらトレーニングをつんでスタイリストを目指していくわけですが、当然ですがその間は売り上げを上げることはできません。サロンによってはアシスタント時代にマツエクとかで売り上げを作る仕組みを作っている所もありますが、ボクはアシスタントだからこそ、美容師としてサロンワークに集中することの方がそのスタッフのためになると思ってるので他のことはやらせたくないです。

ただ、経営側からしたら美容師のアシスタント期間が短ければ短いほどいい
だからと言って、ろくにカットもできないようなレベルのスタッフに入客をしたらお客さんに迷惑がかかってしまう

だからこういうトレーニングルームがあって、営業中に練習できる環境は、ボクもずっと前から取り入れたいと思っていた事なんです。そんな思いからロディーナが現在のお場所に移転した時に社内に営業中に練習できるスペースを作りました。

3人は練習できるスペースがあります

 

トレーニングルームがあると新入社員の教育も出来るし、夜に時間のとれないママさん美容師だって練習できる。ママさん美容師じゃなくたっててみんなで交代で練習出来るから営業後のプライベートの時間も充実する。

「お客さんから選ばれることよりも、社員から選ばれるような会社になる」とQBの社長は言ってました。

ホントそうだよなーなんて思ってみてました。ただ、放送されていない別の局面からQBハウスをみたら共感できない部分もたくさんあります。

誰かが言ってましたが、QBハウスができると地域の床屋さん10件くらいつぶれるらしい。この話はかなり大袈裟に言ってるかもしれなませんが、QBハウスの出店はそのくらい普通の床屋さんにしてみたらインパクトがあるってこと。地域に価格破壊を起こしてお客さんを根こそぎ持っていく。自分の会社だけが潤うようなビジネスモデルはボクは共感できないなー

ただ、お客さんが安売りに流れて行くのもわかりますよ。だって美容室や理容室の価値がわからないんだもん。それは自分たちの責任ですから誰も文句は言えない。

個性的だと思ってるのは自分たちだけ、お客さんからみたらなんにもわからない。だから安売りサロンに負けないように技術の勉強もマーケティングの勉強しないといけないし、新しいことをどんどんやってかないといけないんです。

時代の流れを敏感にキャッチしてうまく流れに乗りたいですね。

 

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秋田県秋田市土崎出身、横浜市神奈川区在住。神奈川で多店舗展開する大手の美容室に13年間在籍し、2011年、横浜市神奈川区大口に美容室「rodina(ロディーナ)」をオープン。2013年に株式会社SKTカンパニーを設立。屋号であるロディーナの意味は「家族」。スタッフもお客さんも家族のような優しい関係でありますようにと、社名であるSKTカンパニーの意味は、「S」はスタッフ、「K」は家族、顧客、教育、「T」は楽しい。スタッフがたのしく成長でき、お客さんもスタッフの家族も楽しい会社でありますようにという強い想いが込められてる。 【「いい会社、いい店、いい場所を創ろう」 お客さんにとって、スタッフとその家族にとっていい会社、いい店、いい場所を。】を経営理念にお客さん、スタッフ、その家族が喜んでくれる会社創りを目指す。 吉川光洋の詳しいプロフィールはこちらから