美容師の下積み期間なんてつまんない!短い方がいいに決まってる

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秋田県秋田市土崎出身、横浜市神奈川区在住。神奈川で多店舗展開する大手の美容室に13年間在籍し、2011年、横浜市神奈川区大口に美容室「rodina(ロディーナ)」をオープン。2013年に株式会社SKTカンパニーを設立。屋号であるロディーナの意味は「家族」。スタッフもお客さんも家族のような優しい関係でありますようにと、社名であるSKTカンパニーの意味は、「S」はスタッフ、「K」は家族、顧客、教育、「T」は楽しい。スタッフがたのしく成長でき、お客さんもスタッフの家族も楽しい会社でありますようにという強い想いが込められてる。 【「いい会社、いい店、いい場所を創ろう」 お客さんにとって、スタッフとその家族にとっていい会社、いい店、いい場所を。】を経営理念にお客さん、スタッフ、その家族が喜んでくれる会社創りを目指す。 吉川光洋の詳しいプロフィールはこちらから

以前、ホリエモンこと堀江貴文さんが「寿司職人が何年も修行するのはバカ」って発言が話題になったのを覚えているでしょうか?

そして、その発言の後に、その発言を裏付けるかのように飲食の学校で「寿司マイスター専科」を3カ月受講しただけの、寿司職人の下積み経験が全くない人がお寿司屋さんをオープンしてわずか11カ月でミシュランに掲載されたって事がありました。

このニュースをみて「美容師ではまずありえないよ。だって髪質なんて人それぞれ違うんだし、ましてや直接お客さんと接してコミュケーションを取りながら、お客さん一緒にヘアスタイルを創っていくんだから。」って思ったベテラン美容師さんもたくさんいるでしょう。
でも、そんなベテラン美容師と同じようにホリエモンの発言に激しく反論したたくさんの「寿司ネタだって毎日違うし、シャリだって季節によって全然違うんだから何年も修行するのが当たり前だっ!!(お寿司のことは全然わかんないから多分こんなかなって予想ね)」って言ってたベテラン寿司職人が絶対に何人もいたとおもうんですよね。でも、そのベテラン寿司職人さんが絶対にありえないって思ってた事が現実に起きたって事です。

ボクが独立前にお世話になってた美容室は、今はどうかわかりませんが、当時の話をすれば、入社してだいたい2年から3年、個人差もあるから遅い人でも4年以内、早い人だったら2年以内でサロンワークでお客さんを担当できるようなカリキュラムが組まれていました。(美容業界では、社内カリキュラムを終了して、お客さんを担当するようになる事をスタイリストデビューって表現します)

ちなみにボクはわりと練習は嫌いだったけどまあまあ器用な方なんで2年3ヶ月でスタイリストデビューしました!

スタイリストデビューした頃の名刺の写真。多分21歳の頃。髪の毛ダサ〜〜〜〜〜(笑)

 

でも、聞いた話だと、青山や原宿にある有名サロンは、デビューまでに最低4年とか、長くて6年以上もかかるお店もあるんだそうです。そんな話を聞いて「うわー、ながーーーー。そんなの無理だわ。」ってマジで思ったのを覚えています。

一方では入社から1年とか1年半位でデビューさせる大型サロンがある事もボクは知っています。それを聞いて、1年とか1年半はさすがに早いなって思ったし、そんなんでデビューして大丈夫かよっても思ってました。今思えば1年半も2年もそんなに変わらないのにね。

要するにボクは自分が育った場所の常識しか知らなかったので、やり方によっては1年でスタイリストデビューする事だってできるって事です。
現にあの有名な1000円カットのチェーン店のQBハウスさんは入社後半年で現場に出てバリバリカットしてるんだから。
過去にQBさんの事を書いたブログはこれです。
【カンブリア宮殿で放送された「QBハウス」の放送をみて思うこと】

美容師がスタイリストデビューするまでの期間はそのお店それぞれの教育の考えがあるから早いからいいとか遅いから悪いとかそういう話ではないけど、ボク個人的に言えばは美容師のスタイリストデビューは早いにこしたことはないって思ってます。

だって時間もったいないもん。
下積み期間って正直つまんないし。アシスタント期間は給料だって安いし、アシスタント期間が長ければモチベーションだって下がってくるし。

ただ、デビューまで早いか遅いかが美容師個人の「やる気」にかかってるのもなかなか問題でもあるんですよね。練習するヤツは早いし、しないヤツは遅いし。
そこを精神論で先輩たちがやる気を引き出すようにっていうのも、あまりに人任せな感じもしますよね。

なので、ロディーナでは短期間でスタイリストデビューできるようなカリキュラムを作ってる最中です。短期間とは1年半以内。1年から1年半の間にスタイリストデビューできて、お客さんにちゃんと応援してもらえるような教育。経験のあるスタイリストがサロンワークに出ないで付きっ切りで練習を見る感じ。教育に特化した専門のスタッフをたてるつもりです。サロンワークに出ないってことは売上がないって事だから、会社的にはかなりリスクのある事だとは思うけど、美容師は早くスタイリストデビューできる方が絶対に楽しいしね。
営業中にしっかりアシスタントが練習出来たらスタイリストの営業後の時間がかなり充実してきます。練習したり撮影したり友達と食事に行ったりデートしたり。メリハリのある楽しい毎日になると思いませんか。

とにかく、アシスタントを無駄に長くやってる時間なんてマジもったいないよ。

スタイリストデビューの早い遅いを個人のやる気に委ねないで、会社でしっかりとサポートして、無駄な時間を使わないで短期間でスタイリストを育て上げる風土を作ってみせます!でもやっぱりリスクがあるんだよね。小規サロンがこういう事をやらないって事は。

でも、誰もやってないからこそなんか面白そうじゃないですか?

うちはきっとできると思うんだ!

 

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秋田県秋田市土崎出身、横浜市神奈川区在住。神奈川で多店舗展開する大手の美容室に13年間在籍し、2011年、横浜市神奈川区大口に美容室「rodina(ロディーナ)」をオープン。2013年に株式会社SKTカンパニーを設立。屋号であるロディーナの意味は「家族」。スタッフもお客さんも家族のような優しい関係でありますようにと、社名であるSKTカンパニーの意味は、「S」はスタッフ、「K」は家族、顧客、教育、「T」は楽しい。スタッフがたのしく成長でき、お客さんもスタッフの家族も楽しい会社でありますようにという強い想いが込められてる。 【「いい会社、いい店、いい場所を創ろう」 お客さんにとって、スタッフとその家族にとっていい会社、いい店、いい場所を。】を経営理念にお客さん、スタッフ、その家族が喜んでくれる会社創りを目指す。 吉川光洋の詳しいプロフィールはこちらから