日本中の美容師が「自然乾燥はダメ~」っていう理由を解説します
横浜市大口の美容室rodina(ロディーナ)のさっこです。
美容室に行ってシャンプーの施術がある場合、ほぼ100%「ドライヤー」の行程がありますよね。
ほとんどの美容師さんが
「自然乾燥はやめてドライヤー使ってくださいね~」
って言うと思います。
なんでだと思いますか?
日々、時間に追われて生活してると・・・
- ドライヤーするのも忘れてタオル巻いたまま数時間・・・
- クリップなどでまとめて家事してて気付いたら寝ちゃってて朝だった。
- 髪が短いから寝るまでに乾いちゃうからドライヤー持ってないよ。
- そもそもドライヤーしないほうが調子いいんだよね。
- 今までカビも生えたことないし、特に問題ないけど?
っていう方、結構多いです。
それでも、美容師としてはドライヤーしてほしいんです!
なんでだと思いますか??
自然乾燥がダメな理由
理屈的にお話しすると、濡れている髪の表面はキューティクルが開いている状態です。
外部の刺激から守ってくれる役割を担うキューティクルが開いているのは、無防備な状態です。
そのままほっとくと、こんなに悪いことがあります。
- 内部にあるたんぱく質や水分が逃げ出してしまいます。
- 髪の主要成分が流出してしまう。
- カラーやパーマの持ちが低下する。
- 形や色味が崩れやすくなる。
- カットラインが崩れてまとまりにくくなる。
せっかくのヘアスタイルが崩れてしまう可能性がかなり高いので、
美容師側はドライヤーをして、デザインをキープしてほしいのです。
また育毛&発毛のトラブルにもつながります。
髪が濡れたまま放置していくとトラブルの原因にも
濡れたままの頭皮は摩擦にも弱く繊細になっています。
そのまま放置したり寝たりすると頭皮トラブルにつながって、
加齢も伴い…
気づいたら薄毛に…
なんてことも…。
今まで問題なかったかたも、人間生きていたらあらがえないのが『加齢』です。
きっと元々の髪質が良い方はトラブルがなかったのかもしれません。
細胞のピークは18歳、なんて恐ろしい研究結果もあるくらいです。
18歳の時なんて自分の髪の将来のことなんて、わたしは何も考えてませんでした(笑)
年齢を重ねていくと、細胞生産率が下がります。
細胞から作られている頭皮や髪質はもちろん変化していきますが、
自然乾燥を続けていると、拍車をかけてしまう可能性がとても高いです。
また、髪質だけで見ても自然乾燥だと、癖を強めてしまいます。
本来であればそんなにうねらない髪だったのに、
自然乾燥で過ごしたが故にうねりになってしまって、
しかも頑固になってなかなかとれなくなる…
自分で自分の髪をやりずらくしてるなんて悲しいですよね。
お客様の中にはドライヤーを含めたホームケアをしっかりとすれば
ストレートパーマが必要ない方もいます。
みなさん色んなライフスタイルでお過ごしなのは、重々承知ですので…
なかなかこういうことは強く言えない部分ではありますが、
心にとめていただけたらと思います。
ロディーナでは、「酸熱トリートメント」と言って
トリートメントの行程の中でアイロン施術を入れることで
髪の収まりをつくる素敵なメニューもあります!
くせや広がりが自分ではなかなか直せなくて困ってる方はぜひお試しください♪
あっ。でも、ご自宅でのドライヤーは必要です(笑)
なるべくドライヤー時間をかけたくない!
という声もよく聞きますので、オススメの方法をお伝えします!
時短の方法
吸水性の高いタオルで地肌から毛先までタオルドライを、しっかりとしておく。
あまり水気を吸いとらないタオルをずっと巻いているより、
吸水性の高いタオルで髪を抑えるように水気を吸いとった方が断然早いです!
ドライヤー時間も違います!
ある程度水気をきれたら、頭皮に指を通して浮かせるようにしておきます。
根本を浮かせるような手グシの入れ方で大丈夫ですよ!
さらに中間から毛先の水分をタオルで吸水して、クシを入れましょう!
ざっくりとした目の荒いやつで大丈夫です。
髪が長い人や、量の多い人はこの行程があると全然違います!
ドライヤーを、するときは乾きずらいところや癖が出やすいところからいきましょう!
下の図はこの順番で乾かしたらスタイリングもうまくいきやすいし
早く乾かせますよって図です。
よかったら参考にして下さい。
これだけで全然違います!
みなさんの日々の暮らしがヘアスタイルを通じてより豊かになってほしいと、
ロディーナスタッフも気持ちを込めて施術させていただいてます!
せっかくのヘアスタイルですので、
ご自宅でのケア、ドライヤー、ぜひこの記事を期に取り組んでみてください♪
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